「結核」の院内感染対策の院内研修を実施しました

医療安全・感染防止対策の 院内研修

2月16日に結核の院内感染防止対策の研修を行いました。

「結核」はテレビでもたびたびクローズアップされていますが、日本では珍しい病気ではありません。特に大阪市内では、全国平均の約2.5倍と結核患者が多い地区となっています。年々減少傾向にはありますが、感染の仕方が、空気感染という非常に防御のしにくい経路をたどっているため、誰しも結核にかかる可能性がある今でも身近な病気です。

今回、大阪市保健所の松本先生にお越しいただき、発生傾向から診断、院内感染対策まで結核について詳しく研修していただきました。もし、当院で結核患者様を診断した際、速やかな報告をするためにはどうすればよいか全スタッフが共通認識として情報を速やかに伝達し、感染防止対策を講じることの大切さが学べたと思います。 結核予防は、病院だけでなく、ご来院されている皆様にも大事なことですので、皆様にも聞いていただけるような講習も企画してまいります。

平成28年2月